契約書の項目を本人の言語で確認する

各国語契約書等見本

契約書の項目を本人の言語で確かめたいときに使う、国土交通省の見本です。必要な書式の選び方と、実際の契約書との照合、会社側で残す確認事項を整理しました。

2組の住居書類を並べ、項目を確認してメモを取るイメージ
書類を並べて確認する場面のイメージ(AI生成)。写っている書類は公式の契約書見本ではありません。
発行元
国土交通省
形式・利用方法
PDF・Wordの見本
版・確認したPDF
公式案内は平成30年(2018年)3月版の契約書見本を掲載。日本語の全体版は34ページ、英語は32ページ。標準契約書の更新情報は別の公式ページで確認します。
公式情報の確認
発行元で資料・言語を選ぶ(別タブ)

対象者と読みやすい言語を確認する

この案内の対象

外国人社員へ契約内容を説明する担当者と、説明を受ける本人。公式ガイドラインの主な対象は貸主・仲介業者・管理会社です。

契約前に、申込書や契約条項の意味を本人が読める言語で確認したいとき。

対応言語

  • 日本語
  • 英語
  • 中国語
  • 韓国語
  • スペイン語
  • ポルトガル語
  • ベトナム語
  • ネパール語
  • タイ語
  • インドネシア語
  • ミャンマー語
  • クメール語
  • タガログ語
  • モンゴル語

公式ページの第5章「各国語契約書等見本」から選びます。日本語・英語のPDF冒頭では、他言語の書面を内容理解のための参考資料としています。

外国語版は内容理解のための参考資料です。見本を実際の契約書と同一と考えず、特約・契約名義・更新情報を不動産会社と照合します。

この公式案内で確認できること

必要な書類と言語を選べる

第5章に、入居申込書、重要事項説明書、普通・定期の賃貸住宅標準契約書などの見本があります。日本語を含む14言語のPDF・Wordが案内されています。部屋探しの一般説明ではなく、書式の項目を確認する資料として選びます。

確認した原典 [1]

外国語版は内容を理解するための参考

日本語・英語のPDF冒頭には、契約書等の書面は日本語版を使い、他言語の書面は内容理解のための参考資料であると記載されています。この見本の利用条件として捉え、あらゆる外国語契約の効力を判断する説明には使いません。

確認した原典 [2]

標準契約書の更新情報は別に確認する

標準契約書の公式ページには、押印欄の削除や、2024年12月の特約項目の記載例追加などのお知らせがあります。多言語の見本がこれらを同時に反映しているとは判断せず、実際に使う書式との違いを確認します。

確認した原典 [4]

担当者はこの順で準備・共有する

以下は当サイト編集部が整理した使い方です。会社や物件の実際の手続きに合わせて、担当と日程を決めてください。

  1. 先に契約の種類と名義を確かめる

    本人名義か法人名義か、普通借家か定期借家か、どの保証方法を使うかを不動産会社に確認します。見本を選んだだけで、自社の契約に合う書式が決まるわけではありません。

  2. 実際の書類と見本を並べる

    公式ページの第5章で、説明する書類と本人が読める言語を選びます。実際の契約書の該当条項を不動産会社に示してもらい、金額・契約期間・特約など、見本と異なる箇所を分けて確認します。

  3. 分からない項目を解決してから手続きを進める

    説明した言語、使った書式・版、本人の質問、確認先の回答を記録します。説明が必要な箇所を残したまま、見本を渡したことだけで理解済みと扱わないようにします。

住居の書類と室内写真を並べて確認する2人のイメージ
書類と住居の情報を照合する場面のイメージ(AI生成)。実際の契約内容・物件を示す写真ではありません。

確認した内容を、本人への案内へ

見本の説明と、今回の契約の説明をつなぐ

国土交通省の標準契約書は、使用が法令で義務づけられた書式ではありません。会社の法人契約や社員との使用ルールまで、この見本だけで決められるものではないため、実際の契約を扱う不動産会社と社内担当者の確認につなげます。

本人・法人別の賃貸書類を整理する

契約内容を説明する前に、会社で揃える情報

見本には今回の物件や社内の費用分担は記載されていません。次の4項目を実際の契約と社内の取り決めで埋めます。

担当者用の確認表(当サイト編集部による整理)
確認する項目残しておく情報確認先
契約の当事者と種類貸主・借主の名義、入居者、普通借家/定期借家、保証方法不動産会社・社内の契約担当
説明に使った書式と版公式資料の言語・ファイル、実際の契約書の作成日・版、相違箇所不動産会社・説明担当
金額・期限・特約実際の家賃・初期費用・契約期間・退去連絡の条件、会社と本人の負担の整理貸主/管理会社・社内の費用担当
本人の質問と回答説明した言語、未確認項目、回答者、回答内容、本人へ再共有した日本人・不動産会社・必要に応じて通訳担当

契約条件や本人の情報を含む記録は、会社が指定する保管先と共有範囲で扱ってください。

目的が違うときは、こちらの公式案内も確認する

公式の出典と確認範囲

案内の内容・対応言語は発行元の掲載ページと原典で確認しています。担当者の手順と確認表は、当サイト編集部の整理です。

  1. 国土交通省|外国人の民間賃貸住宅への円滑な入居について(別タブ)

    第5章の書式・対応14言語・平成30年3月版の案内を確認。部屋探しのガイドブックとは別の資料群です。

  2. 国土交通省|各国語契約書等見本 日本語・全体版(PDF)(別タブ)

    34ページ。PDF先頭の書類一覧と外国語版の位置づけを確認。すべての条項について個別の適法性を評価したものではありません。

  3. 国土交通省|各国語契約書等見本 英語・全体版(PDF)(別タブ)

    32ページ。冒頭の英語・日本語併記と参考資料の説明を照合。ほかの12言語の翻訳品質や全条項の一致は確認していません。

  4. 国土交通省|賃貸住宅標準契約書について(別タブ)

    ひな形の目的、使用義務がないこと、2022年施行の法改正を受けた押印欄削除と2024年12月の記載例追加のお知らせを確認。

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